機器の使い方・不具合に関するよくあるご質問(ガス給湯器)をまとめました。
ご参考にご覧ください。
Q:お湯が出ません。
A1:リモコンの電源が入っているかご確認ください。
A2:リモコンにエラー表示が点滅している場合は、ガスコンロをお持ちの方は、ガスコンロが使用できるかご確認いただき、正常に点火するようでしたら給湯器の故障と思われます。ガスコンロが点火しないようでしたらガスがメーターで遮断しているかガス切れと思われますのでガス供給会社様にお問合せ下さい。
Q:給湯温度の調節ができません。
A:リモコンの『優先』スイッチをご確認ください。OFFになっている場合はONにするかリモコンの電源を点け直してください。
上記の対応で症状が変わらない場合は、ガス業者またはガスメーカーへご連絡ください。
Q:夏季水温が高い場合にリモコンの設定温度よりも熱いお湯が出る。
A:給湯器はお湯の蛇口を開け、水が流れると点火する構造となっています。給湯器に入ってくる水の温度がリモコンの設定温度に近い、またはそれ以上の温度であっても給湯機器は点火動作をします。特に出湯量が少ないとリモコンの設定温度より高いお湯が出る場合があります。これは、水温が高くなる夏季に発生しやすい現象で故障ではありません。
Q:冬季に外気温度が下がると、給湯栓から何も出なくなります。
A:給湯器から給湯栓までの間で凍結している可能性が考えられます。この場合は、管内の凍結が解消されるまで時間をおいてお待ちいただくようお願いします。
給湯器(風呂給湯器)は外気温度が下がってきますと、自動的に本体内部の電気ヒーターが作動する仕組みになっておりますので、機器が通電状態であれば機器内部が凍結する事はありませんが、給湯栓管内が凍結する場合がございます。
予防といたしましては、ガス機器メーカーへ凍結予防措置を手配していただくことをお勧めします。
Q:冬季に外気温度が下がると、風呂給湯器から音がしますが故障ですか?
A:外気温度が下がってきますと、凍結防止の動作として、運転スイッチのON・OFFに関わらず追焚ポンプが自動的に動作します。この動作は故障ではありません。この動作は比較的夜中又は、明け方に発生する場合が多く、本体の追焚センサー部の温度が、4℃以下を検出しますと、追焚ポンプが動作し、追焚センサー部の温度が、8℃を検出すると停止します。設置フリータイプの風呂給湯器は冬季(凍結の心配がある期間)は残り湯を循環金具の上まで残しておいていただく必要があります。
Q:白い排気ガスが、屋外設置型給湯器本体の吹き出し口から出ることがあります。故障ですか?
A:排気ガスが白く湯気のようになって、上方に上がりながら自然に消えるような煙は正常です。排気ガスの中に含まれる水蒸気が、外気温が低いために白く見える現象です。冬、車のマフラーから白い湯気が出るのと同じ現象で問題ありません。ただし、黒い煙や白くても空に上がってもずっと消えない煙が出る場合、異常な臭いのする場合には点検が必要です。
Q:雷(落雷)の後、給湯器のリモコンにエラーコードが出て点滅しています。
A:落雷の影響でリモコンと本体とが通信異常をおこしておりますので、各メーカーへ修理のご依頼の手配をお願いします。
Q:雷(落雷)の後、給湯器の運転スイッチが入らなくなってしまいました。
A:給湯器本体から出ている電源コードのプラグをコンセントから抜き数秒後再度挿し、運転スイッチが正常に入りエラーが出ないか確認して下さい。この操作を行っても改善しない場合は修理点検が必要になりますので各メーカーへ修理依頼の手配をお願いします。尚、雨天時等の電源コードのプラグの抜き差しは感電に注意して下さい。
Q:地震の後に給湯器が点火しなくなった。
A:ガスメーターは、大きな地震があった場合、自動的にガス供給をストップさせる機能がついております。ガスメーターの確認をお願いします。